あの高原兄さんとの打ち合わせ 【学生歌プロジェクト】
7月27日に高原兄さんと大学職員、学生で学生歌について話し合いを行いました。
高原さんは富山県出身のシンガーソングライターです。
バンド「アラジン」の元ボーカルで「完全無欠のロックンローラー」などで知られています。
近年は作曲家としても活動しています。
今回の話し合いは高原さんが学生の考えを生で聞きたいとのことで学生も交えて行われ、そこに我々TPUmarker編集部も参加してきました。今回はこの話し合いの一部を紹介しようと思います。
高原さん
今回皆さんとお会いしてみると、やる気に見えるんですよ。それなら皆が歌詞を書けばいいじゃない、そう思うぐらいなんです。音楽って不思議なもので若いころは物事がすごくとんがっているんです。そのとんがっている部分がすごくいいんです。皆さんのとんがった発想を入れてまとめていけば面白い曲になると思うんです。テーマについてはキーワードやパンフレットを見ていると「心」が面白いかなと思っています。こんな感じですが意見や発想があれば今教えていただきたいのですが。
学生
軽音部的には学生や教職員に受け入れられるかわからないが、バラードとかは聞かないので、ロックな感じやちょっと面白いとがった感じにして欲しい。
高原さん
軽音部的にはならないと思う。それはあまりにも偏りすぎてしまう。ただ軽音楽の面白みは、ある曲を全く違う曲に作り替えることにあると思います。これをやると面白いし、自分に力がつくんです。今回の校歌ではやらないと思うが、かたい何かをポップスにしようとする発想は俺もする。この発想はとても大事で、これをやると皆がそこそこ注目するものができるんですよ
学生
自分は固い曲でもいいがアレンジしやすい曲を作って欲しいし、アレンジの協力をお願いしたい
高原さん
アレンジは俺や外部に頼めばいくらでも作ることができるが、みんなの発想で土台を作ってやらないと面白さがないと思う。ブラスのセッションが分からないなどのフォローはできる。リズム体をどうするかを決めることができれば、音楽は半分できるので、そこを自分たちで考えてオリジナルのものを作って欲しい。
学生
この大学の人は外からはかたく見られがちだが、子供心を忘れていない人が多い。その部分が僕は好きなので歌もかたいものを作りつつも、なかには子供っぽさを入れて欲しい。
高原さん
不思議とかたい言葉を並べれば曲はそれらしくなるんです。かたい言葉だけで曲を作るのは簡単だが、君の意見の通りにするのがすごく大事できついところなんです。でもそれに挑戦していかなければならないと思っています。
学生
今回募集されたキーワードの中で刺さったフレーズはなんですか?
高原さん
なんでテーマに心がいいと思ったかというと「心に寄り添う看護」があったんです。看護はともかく俺は基本的に心とかが好きなんですよ。それと「自分を磨いて人々の幸せにつくす」、「英知のある時間」とかが、かたいけどかたさだけじゃなくていいんだよね。こういうのが沢山あってよかったです。もう一つ今の時代なのか前にはあまりなかったのですが、「青春」があったのがいいなぁと思った。僕たちがあまりにも青臭くて蓋をしていた言葉だと思っていたけれど、こういうものがアンケートで出てきて面白かったんだよ。
その後、我々は青春の話で15分ほど盛り上がりました。
高原さん
よし宿題だ。なんでもいいから自分が思う歌詞を作ってきて。人任せになっているけど、一回やってみよう。きっとね、俺は絶対に歌詞を作るのが無理だと思っている人の方がいいものができると思う。そんなもんです。やっちゃおうぜ、校歌のワンフレーズに選ばれてみろ。たまらんぞ。ダメならダメでストップをかけるから。「ああこれが来たか」と思う発想が欲しいな。
このような感じで話し合いが行われました。
最後に集合写真をとってこの話し合いは終わりました。左から5番目の方が高原さんです。
この話し合いで募集することになった歌詞については、
締め切りは8月4日(金)までとなります。大変短い期間ではありますが、
tpuccm@gmail.com
まで応募をよろしくお願いします。
歌詞募集の詳しい記事は下のリンクにあります。
TPUmarkerではこれからも学生歌の制作を追っていきたいと思ています。まだまだ曲作りは始まったばかりです。より学生に近い学生歌を作るために、これからも学生が参加することも増えてくると思っています。その機会にはぜひ積極的の参加してください。
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