実行委員長にインタビューしてみた【ダ・ヴィンチ祭】
今回、実行委員長である機械システム工学科 宮本准教授にダ・ヴィンチ祭に関してお話を伺ってきました。
実行委員長の宮本准教授
宮本准教授は今年で2年目の実行委員長です。ダ・ヴィンチ祭実行委員会は毎年委員会メンバーが入れ替わるのですが、実行委員長は2年間続けています。そんな熱い思いを持った実行委員長に様々なお話を伺ってきました。
Q 今年のダ・ヴィンチ祭の見所に関して教えてください。
【ダ・ヴィンチ祭全体に関して】
今年は企画数が昨年度と比べて多くなっている点です。毎年開催している人気の企画から、新しく今年開催する企画を含め66企画あります。
富山県立大学工学部の6学科満遍なく協力してそれぞれから企画が出ているため、物理などのフィジカルな科学と化学などいろんな分野を網羅しています。それぞれの科学の面白さを体験できるのが特徴ですね。
【子供製作教室に関して】
現在製作教室の事前申し込みを終了したのですが、事前から多くの申し込み大変感謝しています。今回どの製作教室も人気で、製作教室に参加出来ない方向けに製作教室を一覧にしたパンフレットを作成し、来ていただいた方全員に配布しています。これは昨年度からの試みです。パンフレットを読むだけで参加できなかった教室の内容が理解できるのでぜひご覧になってください。
【研究室公開に関して】
近年、プログラミングを学んでいる小学生が増えてきて、それに伴いプログラミング関係の企画が増えているように感じています。実際に小学生が学んでいるプログラミングはどういう風に使われているかイメージが付きにくいのですが、ダ・ヴィンチ祭の企画に参加することにより、どんな風に使われているのか実際に体験できるので、どんどん参加してみてください。
【富山県立大学×富山県立総合衛生学院 特別企画に関して】
富山県立大学と富山県立総合衛生学院が様々なコラボに繋がって欲しいという思いから、昨年度から実施されています。昨年は富山県立総合衛生学院の多くの学生がダ・ヴィンチ祭の企画に協力していただきました。今年も多くの学生が協力していただけるため、とても感謝しています。特別企画は毎年の実行委員会で内容が変わってきます。来年度はコラボ企画が継続出来ない可能性があるのですが、今後に繋がっていく良い企画なので来年度も継続して欲しいと考えています。
Q 今年もレオナルド・ダ・ヴィンチの衣装を着ますか?
実行委員長は、ダ・ヴィンチ祭初年度から毎回衣装を着ていましたが、昨年度からレオナルド・ダ・ヴィンチの衣装は着ていません。その代わりにダ・ヴィンチ祭スタッフ全員がオリジナルTシャツを着用しています。これはダ・ヴィンチ祭の参加者が、すぐにスタッフに質問や道案内などできるように考えられたものです。ダ・ヴィンチ祭スタッフと参加者の距離感をなくしたいという思いから、このような動きに変わりました。
Q 実行委員長として一番力を入れている部分はどこですか?
製作教室などの企画はどれも面白いが、なかなかリピーターが増えていないので、ダ・ヴィンチ祭参加者にまた来たいと思っていただけるよう「ホスピタリティ」に力を入れています。
一つ目に本大学の地形はとても複雑で、参加する方が道に迷うのを防ぐために、看板の増設やダ・ヴィンチ祭のアプリで今どこにいるか確認出来たりなど、地図を持たずに大学内を歩くことができるように整備しています。
次に小さなお子様連れでも安心してダ・ヴィンチ祭に参加できるようオムツ替え・授乳室を計2箇所設置しています。涼しい休憩室も用意してあります。
最後に、今年は駐車場が多数あるためわかりづらいのですが、ダ・ヴィンチ祭アプリのお知らせで事前に情報を取得することが出来ます。また、ダ・ヴィンチ祭の入り口が2箇所用意することで、駐車場からスムーズにダ・ヴィンチ祭会場に行くことが出来ます。
これらの取り組みによって、リピーターを獲得していきたいと考えています。
Q 最後に参加していただく方や、当日企画を行う学生に一言お願いします。
参加する方は、ぜひ科学を楽しんで未来のノーベル賞を獲得できるような刺激を持ち帰ってください。
当日企画を行う学生にはとても感謝しています。ダ・ヴィンチ祭の運営費の半分は県内企業の協賛金で賄っています。県との関係性もあり学生さんにはとても感謝しています。ご協力ありがとうございます。
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