5/15に伏木曳山祭がありました。

 

このお祭りは毎年5/15と決まった日に開催されており、別名「けんか山」と呼ばれています。

 

この伏木曳山祭は、港町の海上安全と海岸を鎮護する伏木の神社の春の祭りとして行われているそうです。始まりは江戸後期の1814年で、海岸にあった神社が波で崩れ、現在地へご神体をお渡しする時のお乗り物として曳山が作られたと伝えられているそうです。

 

この曳山は、昼は花山車として、夜は提灯山車として町の中を練り歩きます。この山車を、何十のもの人が力を合わせて引きます。引く際に「ア!イヤサー!イヤサー!」と掛け声をかけています。この掛け声は弥栄からきており、町の繁栄を祈るという意味などがあるそうです。

さらに、夜の提灯山車では、山車と山車が勢いよくぶつかり合い、山車が激しく揺れます。これは「かっちゃ」と呼ばれており、実際に見るととても迫力があります。

 

また、14日には前夜祭として山車のライトアップが行われています。

 

来年も開催されるので、ぜひ行ってみてください。

 

 

<山車の紹介>

~中町~

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ひょうたん山車で、福神は福禄寿です。

特徴は、下山の構造が伊達柱になっているなど、行装がほかの山と異なることです。

 

~上町~

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ささ山車で、福神は布袋です。

特徴は、多数の仙人彫刻と、その構図の巧みさです。

 

~本町~

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がんがら山車で、福神は弁財天です。

特徴は、全体に金碧の効果が出ており、竹林の緑との対照が鮮やかであることです。

 

~寳路町~

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ぜんまい山車で、福神は恵比寿です。

特徴は、後屏の主座の標山の西王母や山神の恵比寿のモチーフにより、整合的に装われているところです。

 

~石坂町~

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字山車で、福神は大黒天です。

特徴は、菊児童にちなんだ大輪菊の彫りものが見事なところです。

 

~港町~

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ちょうちょう山車で、福神は、毘沙門天です。

特徴は、唐木の後屏や褐色で統一した上山の彫刻など、全体的に男性的な偉容なことです。

 

~十七軒町~

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ほら貝山車で、福神は寿老人です。

特徴は、明治の大火で焼失しましたが、約100年ぶりに復元したことです。