今日、1月29日(日)、射水市新湊農村改善センターで行われた新春の集いというものに出演することになった。

 

内容は交通安全母の会とのコラボレーションによる寸劇。

先輩と同級生と僕の3人が寸劇にゲスト的な立ち位置で参加するというわけだ。

というわけで、今日は朝早くから準備をし、会場に向かった。

そしたらなんだか馴染みのある顔と名前。

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なんということだ。富山県立大学環境工学科の准教授である立田真文先生がいらっしゃるではないか、しかも落語をしている!!!

 

なんと立田先生は普段から環境問題をわかりやすく落語で紹介する環境創作落語という活動をしていらっしゃるのだ!

 

立田先生は環境論Ⅰという1年前期の授業でなかなかインパクトのある講義をしていたので強く印象に残っているが。

これはこれは、存じ上げていなかった・・・・。

もちろん、落語としてしっかり成立してい、笑いも取っていた。

ギャップというほどではないが、普段ないような姿を見て、驚きを隠すことができない自分がいた。

 

さて、そんな立田先生にすっかり持って行かれてしまったが、我々の行う寸劇は最後の最後のトリなので、前の出し物であるフラダンスが終わり際を迎えた頃を図って準備に向かう。

 

寸劇の内容は特殊詐欺に関することだ。

日々、様々な手口が横行しており、極悪非道な騙しのプロたちがご老人たちの隙を窺っている。

 

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自分が担当する役はもちろん、話中最大の悪党、悪人の中の悪人、醜悪の根源、この世の悪という悪の集大成として、自らの知能を最大限に活かし(要出典)、なんのプライドもなしに自分より圧倒的に弱い立場にいる被害者に対して排水管に防湿剤を撒く工事を半強制的に承諾させ、30万円という大金を巻き上げるような超悪徳商法を行う最低最悪、悪漢も悪漢のならず者、悪魔の代名詞すら生ぬるい程に卑劣な人間なのだ!

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どこでこの自分の明晰な頭脳の使い道を間違えたのか、ご老人を相手に悪徳な商売をするなどあまりに情けない。

さて、そんな極悪非道な数々の手口が横行する中、会の方が皆さんに忘れないでほしいこととしていっていたのは、「自分は騙されないと思わない。」ことだとおっしゃっていた。

また、「公的機関の人間は決して電話で金銭の請求をしない。」とか、「直接訪問して金銭を請求しない。」ということ、また、「ATMをこう操作しろ。」などと指示をしてくる手口などを紹介していた。

 

自分はこの寸劇に音声収録とその編集という方面から携わり、そのついでのような形で演じることになったが、このような会に参加するというのはあまりない機会であり、実にいい体験ができたなと感じた。