情報システム工学科の唐山研究室、榊原研究室、松本・岩本研究室、中田研究室、中村研究室の学生イベント「プロジェクトJr.」が11/18(金)午前10時30分から開催された。

このプロジェクトは研究室に配属されたばかりの3年生がテーマに沿ったアイデアを出し、そのアイデアを形にするため開発を行い、そしてそのプレゼンテーションを行うプロジェクトである。

対象の学生は21人で、当日は一時間半のセッションの中で2つの研究室(6〜7人)が発表を行った。

• 第一セッション：榊原研究室(ライフサイクル)、中田研究室(運動)
• 第二セッション：松本研究室(家事)、中村研究室(教育)
• 第三セッション：唐山研究室(バリアフリー)、岩本研究室(芸術)

当日の様子

参加者や各研究室以外の人も見学をするために集まっており、最も人が集まっていた時間には、見学客の数が50人を超え、会場は大盛り上がりを見せていた。これは過去最大の人数だという。

3年生達のハイレベルなプレゼンテーションに、採点者である先生方からも何度か歓声が上がっていた。

結果発表

今回のプロジェクトJr.では、高い技術力、テーマに沿ったアイデア、ハイレベルなプレゼンテーションなどが評価され、榊原研究室の中くんが1位に決定した。開発したものは「女の子が運転を支援してくれるアプリ」。女の子がスマートフォンから喋ってくれて、普段から彼女とドライブしているような感覚を運転者に与えることができるアプリケーションになっている。

中くんは「初めて一から開発を行って楽しかったです。優勝できて本当に嬉しく思っています。指導してくれた先輩方には感謝です！」と語った。

2位から10位までは以下のように発表された。

1位 中くん(榊原研究室)

2位 黒田くん(中田研究室)

3位 中出くん(中田研究室)

4位 宮永くん(唐山研究室)

5位 伊藤くん(中村研究室)

6位 深川くん(唐山研究室)

7位 藤尾くん(岩本研究室)

8位(同率) 古井くん(岩本研究室)

8位(同率) 秋葉くん(榊原研究室)

10位 中田くん(中田研究室)

優勝者の中くんは6位の深川くんの「車椅子支援アプリ」に興味があるらしく、「怒る」という表現を自分のアプリに組み込めばさらに良くなる、と更なる高みを目指しているようだった。

今回のプロジェクトJr.について、唐山先生は「非常に楽しかった。来年もぜひやりましょう！」と打ち上げ時に笑顔で語った。