どうして学生から意見を集めるイベントが存在するのか
よく地域のWORK SHOPなどで学生の意見を集めるイベントが開かれています。
皆さんも告知を一度は見たことがあるでしょう。学内にもたまにチラシが貼ってあったりすると思います。
「なんで学生の意見を?」
「学生じゃなくても良くない?」
「自分、学生だけど普通の意見しかないよ」
「ぶっちゃけ学生の意見なんて大したことない」
など思ったことはないでしょうか?
学生の意見である意義とはなんなのか?
ちゃんと意味があります。
それは「学生の意見である」という事実です。
この事実が最も重要なのです。
特にこの事実を欲しがるのは政策です。
簡単に政策を説明すると「ここをこうしたらこう良くなるんですぅー!」というのが政策です。雑ですね。
政策には次にエビデンスが必要です。
例えば、データを用いた政策実施後の予測、実現するための予算の提示などです。
そして、ニーズもまたエビデンスとなります。この政策は求められているのだというニーズです。
しかし、どうやってニーズを示せばいいのでしょう?妄想でニーズを語っても通りません。それはエビデンスにはなりません。
「本当にそれが求められているのだ」と公の場でしっかり記録として残っているものが必要です。そのニーズを集めるのが、実はWORK SHOPなどのイベントの目的のうちの一つでもあるのです。
そして、学生の意見というのはとても重要です。
学生は意外と社会的に特別視されています。(学生の分際で言うのは半分思い上がり説ありますね)
学生の意見がエビデンスになるとそれは不思議と強めのエビデンスとなります。
なので、実はこういったイベントに参加して意見を言い、それが本当に実現されるかもしれないというのは学生のうちだけだったりします。卒業して社会人になったらどれだけまともな意見を言おうとも学生の意見の方が通りやすいですたぶん。(有識者になれば学生より強いと思います)
逆にいえば、学生が発言しないとみんなが思ってるような意見も通らないなんてこともありえますね!
ですので、学生の皆さんは「学生の意見を集める」系イベントには敏感になってあわよくば参加したらいいと思います。
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